【何でわたしの人生、ハードモードなの?】

わたしの不幸の物語

失業人、布団の中で絶望す。

わたしは現在失業中で、失業保険を受給しながら生活しています。

しかし、からだが慢性疲労というか更年期というかでボロボロで、布団がメインの居場所という、なかなかのダメ人間っぷりです。

でも、ダメっぷりは何も今に限ったことではなく、子どもの頃からいつも何かに怯えて、何かを怖がって、自分に自信が持てずに生きてきました。

それなのに強がって自信があるように見せかけようとして、それでいつも疲れている…そんな生き方をしてきたように思います。

そんなわたしが40すぎて失業というイベントを迎えました。

失業当初は「2~3か月はゆっくりしよう♪」なんて思ってのんびりすごしていたのですが、だんだん体に色々不調が出てきました。

わたしは30代の頃から健康オタクの不健康で、わりといつもしんどい状態だったのですが、それでも近年まれにみる不調のオンパレードに見舞われました。

最初は「しばらくゆっくりしよう」なんて自分が主導権を握ってるかのようでしたが、そんな思いとは裏腹に、徐々に体が言うこと聞かなくなり、フラフラで起き上がれない日が増えていきました。

そして、「自主休み」の3か月をすぎても、体は<まとも>とは程遠くなる一方で、月一回ハローワークに行くことと、体のメンテナンスに治療院に出向くこと以外は、起き上がれないことが常態化していきました。

次どんな仕事をするのかの具体的な展望もなく仕事を辞めたため、次何をするかのあてもありません。

「さてこれからどうしよう?」「何をしてお金を稼ごう?」と具体的に考え、動き始めなければならない時期に来ても動けないのでした。

そんな日が続くと、焦りと不安でいっぱいになりました。

これからの収入のメドも立たず、近づいてくる失業保険の受給期限を思いながら、「やばい…このままじゃ…でも起き上がれない…どうしよう…!」

こんな風に布団の中で一人焦り、どうしようもない自分の体に絶望していた2021年のある日、「何で自分の人生はいっつもこんなにハードモードなんだ…!?」という問いが沸き上がりました。

不安と焦りの中、気づいたこと。

わたしは30代は健康オタクの不健康をやり、40代になってからはスピリチュアル(精神世界)にはまっていきました。

また、詳しい物語は別で書いていこうと思いますが、簡単に言いますと、スピリチュアル業界で近年盛り上がっていた、「眠りから目覚めへ…!」とか「覚醒しなければ新しい時代で生きにくくなる!」とか「重いものを手放して、軽くならなければ!」とか「自分軸で生きよう!」とか、そういうムーブメントにまんまとハマってしまったのです。

そして、そんな流れの中で、20年いた職場を辞めることになったのでした。

これまでとは違う場所に行き、違うことをやってみたい…と半ば鼻息荒く仕事を辞めたものの、ふたを開けてみれば、待ち受けていたのは布団人間の日々でした。

それはわたしの想定とは違っていました。

もう都会暮らしにも疲れたし、もうちょっと自然のある田舎で暮らすのもいいかもしれない…なんて漠然とした理想を抱いていたので、ワクワク・ドキドキと移住先探しをしたりするのが退職後に想定されていた姿だったからです。

それが移住先探しなんて程遠い、布団人間な日々…

「なぜだ?なんでうまくいかない…?」

「安定して収入を得られていた仕事を、後先考えず勢いで辞めてしまって、わたしはただの大バカ者だったのでは…!?」

こんな後悔や自責の念が押し寄せてきた時に、ふと上記のような問いがやってきました。

「なんでこうなんだ。なんでいっつもわたしの人生はハードモードなんだ!?」と。

そして、自分のこれまでの人生を振り返って、はたと気づいたのは、

「わたしって、常に外側の何かに期待ばかりして生きてきたんじゃないかということでした。

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